top of page

肥満度とは?BMIの計算方法・肥満の基準・原因・治療法まで解説

  • 執筆者の写真: 四谷メディカルキューブ
    四谷メディカルキューブ
  • 4 日前
  • 読了時間: 7分

東京都千代田区の四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センターです。当院では、減量手術に関する治療やご相談を受け付けています。

肥満度とは、体にどれだけ脂肪が蓄積しているかを示す健康指標です。その肥満度を確認するために広く利用されているのがBMI(体格指数)で、身長と体重から簡単に算出できることから、肥満の有無を客観的に評価する基準として医療現場でも広く使用されています。

本記事では、肥満度の基本、BMIの正しい計算方法、肥満によって高まる健康リスク、改善に役立つ生活習慣、さらに医療的アプローチまでを分かりやすく解説します。

肥満度とは何を指す?

肥満度とは、体に蓄積した脂肪の量を示す指標であり、健康への影響を評価するうえで重要な概念です。特に、体重と身長のバランスから算出するBMI(体格指数)は医学的に広く使われており、肥満の有無を客観的に判断する基準として利用されています。

肥満は単に体重が多い状態ではなく、体脂肪が通常より多く蓄積し、血圧や血糖、脂質などのバランスを乱しやすくなる状態を指します。脂肪は体温維持やエネルギー貯蔵に必要な組織ですが、過剰になると生活習慣病のリスクが高まるため注意が必要です。

肥満度を把握する際の目安として最も一般的に用いられるのがBMIで、身長と体重から簡便に計算できるため、日常の健康チェックにも活用されています。ただし、筋肉量が多い人や高齢者では実際の体脂肪量と一致しないことがあるため、あくまで参考値として捉えることが大切です。

BMIを使った肥満度の計算方法

BMI(体格指数)は、身長と体重から肥満度を確認できる指標で、計算式は「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」です。たとえば、身長1.60メートル、体重60キログラムの場合は「60÷1.60÷1.60=約23.4」となります。

一般的なBMIの分類は次の通りです。

  • 18.5未満……低体重

  • 18.5以上25未満……標準

  • 25以上……肥満(肥満傾向を含む)

  • 35以上……高度肥満


身長と体重を入力すると、あなたの肥満度がわかります。

肥満によって高まる健康リスク

肥満は、単に食べ過ぎだけが原因ではなく、生活習慣、ホルモンバランス、ストレス、遺伝的要因など、複数の要素が複雑に関与して発症します。特に、肥満の背景には遺伝的な影響が大きく関わっていることが分かっており、生活習慣だけでは説明できないケースもあります。

BMIが35以上の高度肥満症では、健康への影響がさらに深刻になります。高度肥満症の患者さんでは平均寿命が短くなる傾向があり、理想体重の2倍を超える体重の方では、死亡率が非肥満者の約2倍に達すると報告されています。また、糖尿病や心臓発作による死亡リスクは5〜7倍に増加し、突然死のリスクも健常者の倍近くに高まることが示されています。

このように肥満は見た目の問題にとどまらず、生活習慣病や心血管疾患など、命に関わる深刻な病気につながる可能性があります。

肥満の改善方法(生活習慣・運動・食事)

肥満は生活習慣や体質、ホルモンバランスなど複数の要因が絡み合って生じるため、食事・運動・生活習慣の見直しを総合的に行う必要があります。

生活習慣の改善

肥満改善の基本は、毎日の生活リズムを整えることです。睡眠不足は、食欲を増進させるホルモン(グレリン)が増え、満腹感を伝えるホルモンが減少するため、食欲が強くなりやすくなります。

また、長期間ストレスを抱えると、コルチゾールというホルモンが増加し、食欲亢進や内臓脂肪の蓄積につながることがあります。十分な休息を確保し、ストレス解消の習慣を持つことは肥満改善に重要です。

運動習慣の改善

運動は体脂肪を効率よく減らし、基礎代謝を高めるために欠かせません。特に、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることで、脂肪燃焼と筋肉量の維持を同時に行うことができます。

無理に激しい運動を始める必要はなく、続けやすい範囲から取り組むことが大切です。ウォーキングや軽い筋トレ、階段の昇降、軽いストレッチなど、日常生活に取り入れやすい運動から始めると習慣化しやすくなります。

食事の改善

肥満改善の中心となるのが「適切な食事管理」です。食事量を極端に減らすダイエットは、リバウンドしやすいだけでなく、筋肉量の減少を招いて基礎代謝が低下し、痩せにくい体質につながります。

栄養バランスを意識しながら、適切な量を継続的に摂取することが重要です。特に、野菜・たんぱく質・食物繊維をしっかり取り入れ、糖質や脂質は必要量を守り、過剰な摂取を避けることが肥満改善に有効です。

医療機関で受けられる肥満症治療

肥満は生活習慣だけでなく、体質・ホルモン・遺伝的背景など多くの要因が関わるため、自分の努力だけでは十分に改善しないケースも少なくありません。特に、BMIが25以上で肥満に伴う健康障害がある方や、BMIが35以上の高度肥満症に該当する方では、医療機関での専門的な治療が推奨されます。

医療機関では、患者さんの健康状態や生活習慣を総合的に評価し、生活習慣の改善に加えて、薬物療法や減量手術などの治療が行われます。

薬物療法(肥満症治療薬)

生活習慣の見直しだけでは十分な効果が得られない場合に、肥満症治療薬を使用します。日本で肥満症治療として承認されている薬剤には、 GLP-1受容体作動薬があります。

GLP-1受容体作動薬は、「インクレチン」と呼ばれる腸内ホルモンの働きを高め、食後のインスリン分泌を促進しながら食欲を抑える作用があります。また、2型糖尿病を合併している患者様では、心血管系や腎機能に良い影響が期待されることも報告されています。

薬物療法は、症状や体質、副作用のリスクを考慮しながら、医師の管理のもとで安全に使用することが重要です。

肥満外科治療(減量手術)

生活習慣の改善や薬物療法だけでは十分な体重減少が得られない肥満症の方には、減量手術(肥満外科治療)が有効な選択肢となります。

減量手術は「代謝改善手術」とも呼ばれ、肥満によって起きやすい糖尿病、高血圧、脂質異常症などの改善を目的としています。胃の容量を小さくして摂取量を制限したり、消化吸収の経路を変えることで効果を発揮します。

減量手術は、単に体重を減らすだけでなく、2型糖尿病をはじめとする肥満関連疾患の改善にも高い効果があることが、国内外の多くの研究で報告されています。

まとめ

肥満度とは、体に蓄積した脂肪の量を示す指標であり、健康への影響を評価するうえで重要な概念です。特に、体重と身長のバランスから算出する「BMI(体格指数)」は広く用いられ、肥満の有無を客観的に判断する基準として活用されています。

肥満は単に体重が多い状態ではなく、体脂肪が過剰に蓄積し、血圧・血糖・脂質などの代謝バランスを乱しやすくなる状態を指します。BMIが35 以上の高度肥満症では健康への影響が深刻となり、非肥満者と比べて死亡率が約 2 倍に上昇することが報告されています。さらに、糖尿病や心臓発作による死亡リスクは 5〜7 倍、突然死のリスクも健常者のおよそ 2 倍に高まることが示されています。

生活習慣の改善だけでは十分な効果が得られない場合には、医療機関での専門的な治療が推奨されます。医療機関では、患者さんの健康状態や生活習慣を総合的に評価したうえで、生活習慣の改善に加え、薬物療法や減量手術などの専門的な治療が行われます。

減量治療は当院にご相談ください

東京都千代田区の四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センターでは、保険適用の腹腔鏡下スリーブ状胃切除術や腹腔鏡下スリーブ・バイパス術をはじめ、国内外で多数の腹腔鏡下減量・糖尿病外科手術を行っています。

当院では、減量治療におけるさまざまな治療オプションを備えており、患者さま一人ひとりの状態に合わせた治療を提供しています。治療に関する無料相談も受け付けております。お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

■四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センター

四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センターでは、高度肥満症の方を対象とした減量手術を行っています。減量手術において国内屈指の執刀経験を有しており、論文、学会発表、講演、メディア出演など、多岐にわたる活動を展開しています。

​ご予約・お問い合わせ

治療を希望される場合は、お電話もしくはWebにてご予約をお取りください。無料相談も受け付けております。お気軽にご相談ください(無料相談はこちら)。

受付時間/9:00~17:00

(日・祝除く)

四谷メディカルキューブ

〒102-0084 東京都千代田区二番町7-7

表面_外観.jpg
hlogo.png
Copyright © 2019 Yotsuya Medical Cube. All right reserved.
bottom of page