四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科の特長
サポート体制
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手術症例数延べ2,000例以上の経験豊富な専任チームがサポートを行います。
(チームスタッフ:医師・管理栄養士・理学療法士・看護師)
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術前術後の生活において社会的・心理的なサポートを行う患者会を実施しています。
複数の手術方法を提供
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BMI 30以上で肥満に関連する合併症を有している方を減量手術の適応としています。
※保険適応はスリーブ状胃切除術のみ、BMI35以上となります
BMI 27.5以上で重度の2型糖尿病をお持ちの患者さまも手術適応となる可能性があります。
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4種類の手術方法の中から、個々の患者さまにとって最適な方法をご提案します。
※手術方法には減量効果や糖尿病に対する効果などに違いがあります。
▶減量外科手術術式比較
腹腔鏡下
袖(スリーブ)状胃切除術
腹腔鏡下
スリーブ・バイパス術
腹腔鏡下ルーワイ
胃バイパス術
内視鏡下調節性
バルーン留置術
きずの目立たない手術
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当院では、これまで施行した2,000例以上の手術は全て腹腔鏡下に行っています。
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BMI35未満の女性の方には、よりきずの目立たない腹腔鏡下スリーブ状胃切除術(Reduced Port Sleeve Gastrectomy: RPSG)が可能です。
2009年より比較的肥満度の低い方々を対象に、よりきずが小さくて少ない手術を行ってきました。BMI35未満の方が対象となるため、従来は自費治療のみでしたが、2024年6月からの保険改定に伴い、一部の保険診療でもその手術が行えることとなりました。
従来の手術は5箇所の小さなきずで行いますが、RPSGではお臍から2種類の器具を入れて操作する鉗子は5mmのもの一つとなります。
お腹の中では同じスリーブ状胃切除術を行うため、術後の成績は変わりませんが、きずはかなり目立たなくなります。
通常の創部
RPSG a:術直後 b:4年後
手術そのものは制限が多くなるためやや難しくなります。そのため、施行可能である病院は限られています。
身長や内臓脂肪も関係してくるため、身長165cm以下のBMI35未満、基本的に女性のみ施行可能です。
デメリットとしては、臍を切ってアプローチするため、臍が汚染されていると創部感染のリスクが増えます。そのため、術前1週間くらい前からお風呂でお臍をきれいに洗っていただく必要があります。臍のきずは少し大きくなるため、創部に関する合併症のリスクはあります。
当院では2009年から開始して数多く施行していますが、患者さまの満足度がとても高い手術です。
手術後にお風呂に行ってもきずがわからない、ビキニの水着になっても気にならないなどの感想をいただいています。
創部が気になる上記の適応を満たす方には、このような手術方法も四谷メディカルキューブでは可能です。
参考文献:Obesity Surgery (2019) 29:3291–3298
短い入院期間
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手術時間が短く、出血量が少ないため回復が早くなります
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入院期間は通常、術後3日間です。(手術翌日から数えて3日間です)
※調節性胃内バルーンの場合は術後2日間です。
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高度肥満症の患者さまにも対応する環境を整えています。