減量手術

減量手術は何キロから受けられる?保険適用の範囲も解説!

東京都千代田区の四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センターです。当院では、減量手術に関する治療やご相談を受け付けています。

本記事では、減量手術を受けられる基準や保険適用の条件などについて解説します。ぜひご参考ください。

監修医師 プロフィール

減量手術とは

減量手術は、「減量・代謝改善手術」とも呼ばれ、肥満によって引き起こされるさまざまな健康障害を改善することを目的とした治療法です。減量手術では、主に胃の容積を小さく形成することで食事の量を制限し、体重減少効果が得られます。

ダイエットや脂肪吸引のような美容目的の処置とは異なり、医学的に有効性が認められた治療法であり、高度肥満症に対する標準的な治療として位置づけられています。

減量手術は何キロから受けられる?

日本国内で保険適用による減量手術を受けるには、原則としてBMI35以上が基準とされています。ただし、一部の患者様においては、BMI32以上でも手術の適応となる場合があります。

一方、自費診療として減量手術を提供している医療機関もあり、各施設ごとに基準が設けられています。当院では、BMI27.5以上の方を対象に、患者様の状態に応じた多様な治療オプションをご提案しています。

※BMIは体重(kg)÷(身長(m)の二乗)(=kg/㎡)で計算されます。

▶BMIの計算(カシオ計算機株式会社「ke!san」)

日本で行われている主な減量手術

現在、日本国内で保険診療として認められ、実施されている主な減量手術には、以下の2種類があります。

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術

腹腔鏡を用いて胃の外側部分を切除し、胃を筒状(スリーブ状)に形成する手術です。この手術では、胃の容量が通常約60〜100ml程度まで減少し、切除された胃の大部分は体外に摘出されます。

胃の容量が大幅に減ることで食事量が減少し、体重の減少が促進されます。

腹腔鏡下スリーブ状胃切除術の保険適用

<BMI35以上の場合>

  • 6ヶ月以上の内科的治療を継続している
  • 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群又は非アルコール性脂肪肝炎を含めた非アルコール性脂肪性肝疾患のうち1つ以上を合併している

<BMI32~34.9の場合>

  • 6ヶ月以上の内科的治療を継続している
  • 糖尿病(ヘモグロビンA1c(HbA1c)が8.0%以上)、高血圧症、脂質異常症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、非アルコール性脂肪肝炎を含めた非アルコール性脂肪性肝疾患のうち2つ以上を合併している

腹腔鏡下スリーブ・バイパス術

スリーブ状胃切除術に加え、形成された胃もしくは十二指腸と小腸を直接つなぐ(バイパスする)手術です。この手術では、胃の大部分を切除すると同時に、小腸の一部を迂回することで、栄養の吸収を制限します。

その結果、食事摂取量の制限と吸収の抑制の両面から体重減少が促進され、スリーブ状胃切除術よりも高い減量効果が期待できます。

腹腔鏡下スリーブ・バイパス術の保険適用

  • 腹腔鏡下スリーブ・バイパス術を5例以上経験した外科医が常勤している施設
  • BMI35以上
  • 6ヶ月以上の内科的治療を継続している
  • 糖尿病を合併している

まとめ

減量手術は、「減量・代謝改善手術」とも呼ばれ、肥満によって引き起こされるさまざまな健康障害を改善することを目的とした治療法です。

日本で主に実施されている手術には、「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」と「腹腔鏡下スリーブ・バイパス術」の2種類があります。これらの手術を保険適用で受けるためには、原則としてBMI35以上であることが基準とされています。ただし、BMI32以上の方でも、糖尿病や高血圧などの肥満関連疾患を複数合併している場合には、手術の適応となるケースもあります。

減量手術は、肥満症に対して高い減量効果をもたらすだけでなく、糖尿病の改善効果など、さまざまな効果が期待できます。肥満による健康障害にお悩みの方にとって、有効な治療の選択肢の一つといえます。

減量治療は当院にご相談ください

四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センター

東京都千代田区の四谷メディカルキューブ 減量・糖尿病外科センターでは、保険適用の腹腔鏡下スリーブ状胃切除術や腹腔鏡下スリーブ・バイパス術をはじめ、国内外で多数の腹腔鏡下減量・糖尿病外科手術を行っています。

当院では、減量治療におけるさまざまな治療オプションを備えており、患者さま一人ひとりの状態に合わせた治療を提供しています。治療に関する無料相談も受け付けております。お気軽にご相談ください。

監修医師 プロフィール

関連記事