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減量外科の歴史


Chapter 7 ON THE HORIZON & SUMMARY
(今後の展開&まとめ)



ON THE HORIZON (今後の展開)
たくさんの方法が開発されつつある。埋め込み型胃刺激装置は小さな電極を胃に埋め込んで電気的な刺激を加えて満腹感をあたえるものである。胃内バルーンは単純な方法として再認識されつつある。このバルーンは胃内にいれて胃のスペースを減らし、患者さんが食べられる量を減らすというものである。これらの手技はシンプルで興味を惹かれるが、長期的結果あまり芳しくない。しかしながらこれらの方法は手術よりずっと安全であり、将来的には何らかの部分を担うものと考えられる。

STAGED PROCEDURES(二期的手術)
外科医は手術リスクの高い患者さん(超重症肥満や合併疾患が重篤なもの)にたいして手術合併症をへらすためにさまざまな方法を考案してきた。ある外科医たちは二期的手術をおこなっている。このアプローチはまず安全なレベルまで減量できる侵襲の少ない手術(これだけでは十分に効果を発現しない可能性がある手術)を行い合併疾患を改善させて、その後複雑だが効果の高い方法を行うというものである。最初の手術で手術リスクを著明に改善することが出来て、2回目の手術で十分な体重減少を図ることができる。この最初のステップは袖状胃切除術、胃内バルーン、調節性胃バンディング術などであり、二期目のステップは胃バイパス術やBPD/DSとなる。

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SUMMARY まとめ
ほとんどすべての減量手術は短期的な体重減少は図ることができる。しかし残念なことに"完璧”な手術は存在しない。術後に体重が再び増えてしまう可能性についても否定はできない。さらに、減量外科の歴史は、「はじめには理論的には安全で確実な手術と思えても、のちに失敗だったと気付く」ということの繰り返しである。新しい方法はつねにこのような注意をしなければならない。胃バイパス術、調節性胃バンディング術、BPDとBPDE/DSは論文による厳密な調査に裏付けられている。十分な経験のある減量外科医たちの慎重な研究と討論のみが患者さんとってどの手術がベストであるかを決めることが出来るであろう。

【参考文献】

■Implantable gastric stimulation

Shikora, SA. Implantable gastric stimulation for the treatment of severe obesity. Obes Surg. 2004;14:545-8.

De Luca M, Segato G , Busetto L, et al. Progress in implantable gastric stimulation: summary of results of the European multi-center study. Obes Surg. 2004;14 Suppl 1:S33-9.


■Staged procedures

Regan JP, Inabnet WB, Gagner M, et al. Early Experience with Two-Stage Laparoscopic Roux-en-Y Gastric Bypass as an Alternative in the Super-Super Obese Patient Obes Surg 2003;13:861-864.

Nguyen NT , Longoria M, Gelfand DV, et al. Staged laparoscopic Roux-en-Y: a novel two-stage bariatric operation as an alternative in the super-obese with massively enlarged liver. Obes Surg. 2005;15:1077-81.


※この「減量外科の歴史」は米国肥満外科学会 American Society for Bariatric Surgery (ASBS) のサイトに掲載されているStory for Surgery for Obesity ASBSの了解を得て翻訳し,減量手術.comに掲載しております。 


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